公証人の新型コロナウイルス対策

2021-09-21

日本公証人連合会(日公連)のホームページに、「新型コロナウイルス感染症に対する対応策について」とのお知らせがアップされました。
以下は、日公連のホームページへのリンクです。(SSL化されていない日公連のホームページが開きます。)

日本公証人連合会(日公連)からのお知らせ

(日公連からのお知らせ内容)

2020年04月06日

 新型コロナウイルスの感染拡大により医療崩壊の危険性が増している状況に鑑み、国民に対する公的サービスである公証業務をできる限り継続するために、当面、各公証役場では次の措置を講じることとなりましたので、ご不便をおかけすることとなりますが、よろしくお願い申し上げます。

  1. 公証業務についての打合せや相談業務は、原則、対面ではなく、メールや電話等を利用して行うこととし、公正証書の作成等も、可能な限り、事前にメール等でやりとりをして、対面での手続は最小限と致します。
  2. 公正証書作成等で対面でやりとりをする必要があるときは、向かい合わず、距離を空け、できるだけ風通しをよくして行うように致します。
  3. 公証役場によっては、出勤者を2班に分け、出勤時間や出勤日を別にした上、他の班の者には絶対に接触しないようにするという措置を講じておりますので、ご利用の公証役場にお問い合わせ下さい。
  4. 万一、公証人等の感染により、当該公証役場の業務を一時中断して、外部の者の立入禁止措置を講じる事態となったときは、日本公証人連合会のホームページや当該公証役場に掲示するなどして最寄りの公証役場をご案内致しますので、当該最寄りの公証役場の公証人に連絡を取って下さい。
  5. 緊急事態宣言が出された地域の公証役場では、必要性・緊急性の高い事件のみを取り扱うこととし、それに応じて、事務処置体制を縮小するものの、できる限りの公証業務を継続致します。

定款認証にも影響が出てくると思います。
定款の案文作成や相談は、対面を避けててメールと電話を利用となっているので、いつも以上に時間がかかるかと。
しかも公証人の出勤時間によって定款認証できない日もある可能性が!?

公証人は、法務局や裁判所を定年退職された後に着任されている方ばかり(要するに高齢者)なので、公証人の健康状態も心配ですね。

今年の7月6日開始予定の「電子署名なしでビデオ通話でのオンライン定款認証」を、前倒しして実施してもらえないかな?
詳しくはこちらの記事を確認してください。

公正役場もビデオ通話でオンライン定款認証が可能になる!?